CS-TWiSt テクニカルペーパー
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3 3.CSCL-仮想クライアントの仮想 NIC CSCL(仮想クライアント)内で生成したすべてのパケットは暗号化された通信で送信/受信されます。 したがって、CSCLの通信パケットは、PCネットワーク機器から遮断され盗聴は不可能となります。 暗号化アルゴリズムはAES、暗号化の強度は256ビット、暗号化通信プロトコルではTLS1.2を使用します。NICはTLSハンドシェイクでCSCLのデジタル証明書を明示的にチェックして、内部の従業員、通信事業者からの中間攻撃によって暗号化を解析できないようにします。 4.CSMGとCSCLの通信の暗号化 CSCL起動時にCSMGと通信を行い、クライアント状況の管理を実施しています。CSCLからCSMGへのすべてのパケットは暗号化された状態で送信/受信されます。 したがって、CSCLユーザーがログインするときのクライアントポリシー(VMポリシー)受信、パスワードの変更、ログの転送は、安全に保護されます。 暗号化アルゴリズムはAES、暗号化の強度は256ビット、暗号化通信プロトコルではTLS1.2を使用します。 5.CSMG–管理者用Webブラウザー 管理者はCSMGにログオンしているユーザーの管理、VMポリシーの管理、ログの確認、設定を変更する事が可能です。 管理者はWeb ブラウザーより、httpsを使用し、CSMGへの暗号化通信を行います。 暗号化アルゴリズムはAES、暗号化の強度は256ビット、暗号化通信プロトコルではTLS1.2を使用します。 6.ユーザーPC上の仮想ストレージ暗号化 ユーザーが使用するPC上で暗号化が適用されるストレージは次のとおりです. • ユーザーの PC 上の VM の仮想ディスク イメージ ファイル

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